12`05/29(火) -23:30- DVDを購入して、「ベルセルク 黄金時代篇T 覇王の卵」を観ました。
オープニングで平沢進が流れただけで、総毛立ちました(^∀^; やっぱり、ベルセルクと言えば平沢進ですなヽ(`Д´)ノ その、平沢進のベルセルクであるTV版は、基本的には良く出来ていたし、個人的にはベルセルクと出逢わせてくれたので一応の価値を認めていますが、致命的な問題がありました。 主要キャラの代表と言って良いパックの存在を無しにしていたのと、長さの都合か演出の限界かパック不在が祟ったのか、蝕からどうやって生還したのかをばっさりカットorz まぁ、原作継続中のアニメが中途半端に終わるのは良くある事ですが、あれは非道過ぎました(^^; 転じて、今回の劇場版、OPにパックの姿があったし、狂戦士の甲冑やシールケなんかの映像もありました。 どうやら、全ベルセルクの映像化を掲げたサーガプロジェクトとか言うものの一環らしいので、黄金時代3部作以降も期待出来る模様。 TV版の様に中途半端にはならないと思いますが、原作のスピードを考えると、その内追い付きそうですね(^Д^; さて、映画本編ですが、黒い剣士編は一切無しで、少年期もすっ飛ばしての黄金時代篇となっています。 少年期のエピソードは、フラッシュバックとして少し描かれていましたが、あれでは原作未読者には良く判らないでしょうね。 後の、キャスカと心と体を重ねる場面で、表現が浅くなるのでは? と、ちょっと心配になりました(^^; それから、黒い剣士編を経ていないので、ゾッドが唐突過ぎる気がしました。 あの世界にはそう言うモノがいる、と言う前振りが無いので、原作未読者には突飛な展開なんじゃないかなぁ。 劇場版1作目に、ファーストエピソードを持って来る事は出来無かったんでしょうか。 で、2〜4作目で黄金時代、って構成の方が、原作を知らない人には判り易かった様な気がします。 とまぁ、先に気になる点を挙げてみましたが、本編は概ね良好な出来でした。 特に、画は綺麗でしたねヽ(^∀^)ノ CG技術をふんだんに取り入れているので、もしかしたら抵抗のある人もいるかも知れませんが、自然に見せる為のCGなので、多分大丈夫じゃないでしょうか。 劇場版って事で、キャスカの裸や乱れ飛ぶ首や手足に下手な修正は無く、ベルセルクらしさもちゃんと表現されていました。 ただ、物語的に言って、今作はガッツとグリフィス、及び鷹の団の面々との、絆を紡いで行く過程に過ぎません。 盛り上がりの本番はこれから。 そう言う意味で、今作はまだまだ盛り上がりが足り無い感じです。 なので、満点は付けられないかな。 それでも、完成度はかなりのものだし、原作ファンとして充分肯定出来る仕上がりです。 未だベルセルク未体験な人には、是非にとおすすめ出来ます。 ……まぁ、せめて黄金時代3部作出揃ってから、一気に観る方がイイかも知んないけど(^∀^; (ブログの方に頂いたコメント(▲))
12`05/10(木) -22:34- Xbox 360「バイオハザード5」プラチナコレクションを購入して、クリアしました。 そこで、今日はシリーズ全般にも言及した感想です。 自分は、シリーズで唯一、エンディングテーマが日本語の歌だった、最初のプレイステーション版「バイオハザード」からの最古参です。 その後、ディレクターズカット版、デュアルショック対応版、セガサタ−ン版とプレイし、それら全てで無限ロケットランチャー入手まで遊び尽くしたくらい、「バイオハザード」にハマりました。 以降、アクションアドベンチャーと言うジャンルそのものに惚れ込み、「サイレントヒル」や「メタルギアソリッド」など、多くのアクションアドベンチャーを遊びました。 シリーズ作品も、「バイオハザード2」、「バイオハザード3」と楽しんで、待望の新ハードで完全新作と謳われた「バイオハザード コード:ベロニカ」を遊ぶ為に、ドリームキャストを買ったほど。 しかし、このDC版「バイオハザード コード:ベロニカ」があまりにも凡庸で、ハードのスペックアップ分綺麗になっただけの凡作でしたorz その所為で、一気に「バイオハザード」熱が冷めました(^Д^; その後しばらく間を置いて、ゲームキューブ版「バイオハザード0」をプレイ。 これもつまらなかったら、シリーズ自体を見限ろうと思っていましたが、期待のハードルが下がっていたおかげか、凡庸な作りながらも「バイオハザード」らしくて面白かったです。 少し熱が戻ったので、続けてGC版「バイオハザード」をプレイしたら、これが神リメイクで一気にテンション復活ヽ(^∀^)ノ よっしゃ〜、このまま一気にシリーズ最新作(当時は4)まで遊ぶか〜……と思ったものの、そこに立ち塞がったのがGC版「バイオハザード コード:ベロニカ 完全版」です(-_-) DC版「バイオハザード コード:ベロニカ」でがっかりしたので、この時点では完全版未プレイ。 あえて完全版と名乗っている以上、このまま無視する事は出来ません、性格的に(^^; GC版「バイオハザード2」と「バイオハザード3」は、ただの完全移植と言う話なのでスルーしても平気なんですが、結局「バイオハザード コード:ベロニカ 完全版」の所為で進退窮まりました(^Д^; そこからまた間が空いて、ようやく去年、もう良いやっと「バイオハザード コード:ベロニカ 完全版」をスルーして、GC版「バイオハザード4」をプレイ。 気に入らない点はあったものの、ゲームとしてはとても面白く、追加シナリオの為だけにPS2版まで購入して遊びました(^▽^) そして今年、やっとシリーズ最新作(正規ナンバリングタイトルとして)である「バイオハザード5」に追い付きました。 ちなみに、PS3は一生買わないハードだし、箱○をネット接続する気も無いので、必然的に追加コンテンツは無しです。 基本的に、「バイオハザード5」は劣化「バイオハザード4」です。 「バイオハザード4」は、それまでの固定カメラの切り替え方式から、PC背面からのカメラ方式に変わり、FPSっぽくなりました。 つまり、「バイオハザード5」も、アクションアドベンチャーと言うより、FPSに近い作りになっています。 (追記:TPSと呼ぶそうです(再追記:ビハインドビューです)。) 「バイオハザード4」からの大きな変更点は、チャプターごとにブツ切りになった事と、アイテム画面がアタッシュケースパズルでは無くなりポーズしなくなった事、MAP画面が無くなった事、アクションボタンの難易度が下がった事ですかね。 変更点は一長一短なんですが、「バイオハザード」らしさと言う意味では改悪が多い為、劣化したと言えます。 まず、チャプターごとにブツ切りになった点ですが、両作とも本編が長いので、遊びやすくなったと言えます。 ただ、シリーズのキモが周回プレイなのに、「バイオハザード4」では周回しづらく、「バイオハザード5」ではその概念さえ無くなってしまったorz 次に、アイテム画面がアタッシュケースパズルでは無くなりポーズしなくなった点ですが、アタッシュケースパズルの要素は個人的に好きだったので残念。 アタッシュケースパズル+旧来の4次元アイテムボックスが理想ですね。 問題は、ポーズしなくなりMAP画面も無い事です。 つまり、じっくり探索プレイする事が出来無くなり、アクションアドベンチャー色がより薄くなっています。 アクションボタンについては、旧来から存在する要素なので、それ自体は別に良いんです。 が、「バイオハザード4」では、難易度がマジキチでした(^Д^; まぁ、全てのシーンでそうだった訳じゃありませんが、ライバルキャラ・クラウザーとのナイフバトルだけは無いわw 受付時間が短過ぎる上、結構な回数続きます。 性格的に、毎回字幕読んじゃうから、集中途切れがちで死にまくりww 初見で戸惑って、ミスする事もある。 それくらいの難易度ならば、問題ありません。 「バイオハザード5」の難易度ならば、大丈夫です。 (最高難易度であるプロフェッショナルは未プレイです。) あとは、武器の改造システムが改悪されています。 「バイオハザード4」では、威力、連射速度、装填速度、装弾数が改造出来、シナリオの進行に合わせて、改造可能段階が上がって行きます。 そして、ある程度シナリオが進むと最高段階まで改造が可能となり、全要素をMAXまで改造すると、一部の武器を除きボーナス改造が可能となります。 ボーナス改造の内容は、威力がさらに上がったり、連射速度がさらに上がったり、装弾数が一気に100まで増えたりとバラエティ豊か。 転じて「バイオハザード5」の場合、ボーナス改造の条件に全チャプタークリアが追加された為、1周目では絶対にボーナス改造が出来無くなりました。 しかも、全ての武器のボーナス改造が、無限弾数化のみ。 全っ然面白く無ぇ(-Д-) そもそも、無限弾数化ってのは、楽になるだけ。 過去のシリーズで無限ロケットランチャーを乱発して、手強い敵を瞬殺しまくるのは楽しかったけど、それこそ最後のお楽しみ。 そこまで遊んだら、もう終了ってなもんです。 攻略を楽しむと言う意味では、「バイオハザード4」の様に、武器の個性が強化される方が断然面白い。 それに、武器ごとにボーナス内容が違えば、全ての武器をフル改造してみたくもなります。 しかし、無限弾数化のみだと、強くて使いやすい武器をいくつか無限弾数化したら、もう充分。 結局、全ての武器を無限弾数化、なんてしませんでしたよ┐('〜`;)┌ 次はシナリオ。 一応、未だにサバイバルホラーを名乗っていますが、すでに「バイオハザード4」からゾンビが登場しません。 すっかり、クリーチャー相手にバトるだけの作品に成り果てています(^^; その上、「バイオハザード4」のプラーガも、t-ウィルスなどの元になった始祖ウィルスも、元々自然界に存在していたとかもうね……orz 「バイオハザード」を根底から否定ですか、そうですか(^Д^; 正直、ラクーンシティ消滅までが「バイオハザード」なんだと思います。 それ以降は、「バイオハザード」の続編である、別作品だと言って過言では無いでしょう。 最後は、CG及びグラフィックデザイン。 スペックアップ分綺麗にはなっていますが、方向性を間違っている為、歴代最低のCGだと思いました。 先述した通りゾンビが出て来ず、映像も鮮明過ぎて、まったくおどろおどろしくありません(^Д^; ホラーとしては、方向性を間違えています。 ……戦場を駆け抜けて、クリーチャーを薙ぎ倒して行くアクションゲームとしては、滅茶苦茶綺麗なCGって事になるんでしょうが(^^; それから、実写に近ければ近いほど良いと言う、CGの方向性として間違った考え方をまだしていて、リアルな髭面筋肉ゴリラと化した主人公クリスが、歴代一ブサイクで格好悪かったです(^Д^; あ、ニューパートナーのシェバは可愛かった(*^∀^*) もちろん、リアルな髭面筋肉ゴリラの需要もある訳ですが、それはもっぱら海外で、です。 今作が「バイオハザード」では無く、「レジデントイービル(バイオハザードの洋題)」であったなら仕方ありませんが、あくまでも「バイオハザード」である以上、ターゲットは国内ユーザーです。 ゲーム業界では、一部に根強いファンがいるものの、洋ゲーは売れ無いってのが常識。 FPSっぽくしたり、リアル志向のCGモデルにしたり、明らかに間違っているヽ(`Д´)ノ (国内の売り上げよりも、海外での売り上げを制作段階から重要視している、って事かも知れませんが……) すでにスクウェアは1度大失敗していて、今ではリアルだけれどもアニメ調の格好良いモデルを主流にしています。 早くカプコンのクリエイターにも、気付いて欲しいですね(^∀^; スペックアップして容量的に余裕があるだろうから、どうしてもリアルCGを海外向けに導入したいなら、国内版、海外版とCGを2モデル作れば良いんです。 クリア特典で海外版に変更可、となれば、それもお楽しみの1つになるし。 本当、「バイオハザード コード:ベロニカ」以降のスタッフは、センス悪ぃなヽ(`Д´)ノ シェバはめっさ可愛かったけど(*^Д^*)ハァハァ で、世間では「バイオハザード6」の予約が始まっている訳ですが、トレーラーを観た限り、ほぼ「バイオハザード5」同様のCGで超がっかりorz クリスだけで無く、「バイオハザード2」、「バイオハザード4」の主人公だったレオンまで、ブサイク君に大変身w シェバが可愛かったから、女性キャラはまだ大丈夫かと思いますが、男性キャラがオヤジ過ぎ(^∀^; 物語の主人公なんですから、もうちょっと格好良くして下さいよ。 ま、せっかくシリーズ最新作に追い付いたので、「バイオハザード6」は予約購入しようと思います。 アンブレラ最後の生き残り、ウェスカーとの決着が付いたので、シナリオ的には「バイオハザード5」で終わるべきだったと思うし、 全然ホラーじゃ無い、ただのアクションゲームに成り果ててしまったし、 リアル志向で格好悪いがっかりCGではありますが、それだけに期待のハードルを上げずに済むとも言えます(^∀^; 多分、ゲームとしては楽しめるんじゃ無いでしょうか。 ってな訳で、長くなりましたが以下総評。 「バイオハザード」だと思わなければ、かなり面白いアクションゲームでした。 そして、シェバが可愛い。 以上。 (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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